めぐろうらいふ

30代女性のブログ。ボルダリングとマッサージ、妊活、雑記。

クライマー女性の悩みどころ。妊娠したらボルダリング止めるか?問題。私の場合

最近全然登っていないし、ブログもアップしていないのですが、妊娠が発覚したのでおやすみしております。

女の人は繊細な体な上に妊娠等もあり好きなことをお休みしたり止めたりすることがあります。

妊娠ってなかなか体験できない珍しい経験だと私は思っていますので、私の場合のことをちょっと書いてみようと思います。

 

 

もくじ

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クライマーは体調不良も怪我も基本的に気にしない人が多い

ボルダリングジムに頻繁に通っていると、明らかに怪我したクライマーが登っているのを目にすることがあります。

私が今まで見たのは、膝に固定具をつけたまま5級クラスを普通に登っている女性(おそらく側副靭帯損傷)、カラーを巻いて外岩クライミングを楽しむ中年男性。あと固定具つけてないけどいつも具合悪いっていう大多数のクライマー。

なぜそこまでして登るのか?怪我が気にならないからです^^;

普通の人の感覚だと怪我したらちょっとやめておこうかな・・・と思っても、クライミング好きな人は怪我しても痛くないなら登れるな?となってしまい登ってしまうのだ。

あとスポーツは基本的に小さな怪我は日常茶飯事なので怪我に対する認識が薄れていってしまう。

私はクライミングで大怪我したことはありませんが、生理は全く気にせず登っていました。

気にしないくらいの方がなんか調子いいのだ。

 

怪我を気にしない延長で妊娠も気にしない人もいる

じゃあ妊娠は?というと、これも人によって全く気にしない人もいるよう。ちなみに私は妊娠の可能性に気づき、なおかつちょっと体調がおかしいと思っていた時、一回だけ登りました。登ったら調子よくなるような気がしてwもちろんムーブは慎重にしたけど、まあ普通に登ったよね。

クライマーやジムの人に聞くと、明らかに腹がデカくなっている妊婦さんでも登っている人がいるというのはよく聞きます。腹が邪魔にならないのかなw

 

妊婦も運動するのは体に良いという話

近年やたらと言われている「運動が体に良いよ」という話は妊婦にも共通することで、正常な妊婦であればやっぱり運動は体に良い。それを意識しているのかどうかは人それぞれだと思うけど、運動自体はやっても良いことだし、実際できちゃうのでクライミングを妊娠中も続けるっていう人がいるのかなと思っています。

普段クライミングをバリバリやっていた人が、妊娠したからって急にぼーっと、じーっとしていると逆にストレス溜まるし、体に悪そうな気もする。妊娠したらストレス溜めないってのが一番大事(妊娠とか関係なくいつだってストレスは体に悪いけど・・・)なので、できるだけ普段の生活を続けるのは良いことなんじゃないかと私は思います。

(参考文献:妊娠とエクササイズhttps://www.nsca-japan.or.jp/journal/13(6)13-17.pdf

 

結局のところリスクを無視できないので妊娠中はボルダリングを休むことにした

妊娠したところで人生が止まるわけではなく、出来るだけいつもと同じ生活を続けたいもの。

・・・と考えてはいるのですが、結論的に私の生活は妊娠発覚後は全く変わりました。変えた、というか。

ボルダリングは1回やっただけで、あれ以降は全くやっておりません。これからも落ち着くまではずっと休むつもりです。まあ、辞める気はないのでお休みという形だと思っています。

ボルダリングのメリットはたくさんあるけれど、妊娠中はリスクが無視できないと思いました。

 

流産とボルダリングの関連は考慮すべき?

妊娠中のクライミングは流産とか出血とか妊娠ならではの色々な問題がありますが、最大のリスクは怪我したときに治療に手こずることだと思っています。

流産はすべての妊娠の15%くらいで起きるらしいのでいくら用心していても起きるときは起きます。私の場合はすでに高齢出産が確定しているので^^;周囲の人にはあまり期待しないで下さいと伝えている状況です笑

なのでボルダリングをしようがしまいが流産のリスクは万人に等しく一定にあり、高齢出産ならある程度何かあるかもしれないというような覚悟はしておいた方が良いと思います。だから私はボルダリングと流産のリスクはあまり関連づけて考えていません。

 

妊婦がボルダリングをすることの最大のリスク

私が考える妊婦クライマーが抱える最大のリスクとは、怪我をしたときに治療に手こずることです。

例えば骨折などの大怪我をしたときに、妊娠しているために薬が絞られてしまい、出来ないとまでは行かなくても手術が困難になるなどの可能性があります。

妊娠中は基本的に自己判断で薬を飲むことができません。何かと医師に相談しなければいけない厄介な体。手術ともなるとめちゃくちゃ面倒なことになりかねない。

自分の母には妊娠中に子宮筋腫が判明して超大変だったと聞かされて来ましたし、友人数人も妊娠中に怪我や病気をして子供がちゃんと産まれるかどうか分からないという話を耳にしました。妊娠中の怪我や病気は本当に面倒なようです。お子に影響はないか心配なのもストレスです。

病気は仕方ないにしても、怪我は防ぐことができます。

もしも妊娠中に怪我をしてしまったら、「ボルダリングやるんじゃなかった・・・自分のバカバカ!」って絶対なるな〜って思ったので私は中止しよう!と思いました。

 

怪我を完全に防ぐためには、危険なことをやらないようにするしかない

「私は怪我しないからボルダリング続けちゃうもんね!」って人もいると思います。

クライマー思考的には、「ロープとかミスるとそもそも死ぬし、リスクのこと考えるならクライミングなんかできない。でも自分生きているし、特に問題なく暮らしているし、そんなに気にしないで良いんじゃない?」なんてことを脳内では思っていたりする。きっとクライマーなら共感してくれるのではないか^^;

だから私は怪我というものを日頃から舐めていて、ボルダリングじゃないけど過去にスポーツによって骨折を2回したことがあります。

あれから随分怪我をしなくなったのだけど、怪我するときって絶対慣れてきて、舐めてて、集中力が切れたときに起きるんですよね。いずれもそうでした。

だから怪我をしないためには、やっぱり危ないことをしないようにするしかないと思います。

 

妊娠しているのは自分だけど、自分一人の出来事ではない

妊娠っちゅーのはそれこそ自分一人の体ではないし、自分と子供だけに止まらず両親や旦那さん、親族、友人と周囲のありとあらゆる人が協力してくれて、迷惑かけさせてくれるので、そういう人たちに答えるように行動したいなーと思ったりもするのです。

あんまり考えなしに行動していて、怪我して「うわーんめんどくせえええ」ってなるよりも、ある程度は節度を持って暮らして、それでも流産や怪我が起きたら、じゃあもうしょうがないよね、どんまいってなった方が気が楽です。

どんな子供が生まれてくるか分からないし、そもそもきちんと産めるかどうかも分からない。だったら結果の段階になったときに、悔いの残らないようにしたいな、と。

そういうわけで私は妊娠・出産が落ち着くまではボルダリングをお休みすることにしました。

が、自分のことはクライマーだと思っているので、辞める気はありませんw

数年後、また元気に登りたいと思います!